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倉庫・3PLサービス

倉庫・3PLサービス

化粧品(業務用および一般化粧品)向け倉庫・3PLサービス

半世紀以上にわたる化粧品業界の物流実践ノウハウを活かし、
お客様に高精度な物流品質、物流サービスを提供いたします。

サカタウエアハウスでは、半世紀以上にわたる化粧品業界(コスメティック品・トイレタリー品)の物流業務の実施を通して、様々なノウハウを培ってまいりました。医薬品医療機器等法(改正薬事法)への対応はもちろん、ピースピッキングをはじめとした物流業務のオペレーション管理や輸配送管理、省力化と高品質とを実現する物流情報システムの構築、併せてピッキング・検品システムおよび輸配送管理システムと連動した独自の荷札ラベルシステムにより出荷ラベルと輸配送ラベルの機能を連携させ、高精度の物流サービスをお客様に自信を持ってご提供いたします。
また、化粧品物流業務を熟知したスタッフが、お客様の’エージェント’的な立場で、物流革新に向けたご支援やサポートなどを行うとともに、お客様の資産を有効に活用しながら業務請負も行います。

3PLサービスメニュー

北大阪営業所・箕面倉庫

MOVIE

(化粧品物流・3PLサービス)



サカタグループでは、創業100周年記念事業として令和元年、2019年11月より北大阪営業所・箕面倉庫の営業を開始いたしました。
最新鋭の物流センターである北大阪営業所・箕面倉庫における化粧品物流・3PLサービス(動画)をご紹介いたします。

化粧品業界(業務用および一般用化粧品)の流通概要

化粧品業界の構造

下記内容は、化粧品業界の流通経路を簡略的に図式化したものです。この業界の流通は、制度品・一般品・業務品・訪販品・通販品などに分かれていましたが、昨今では、ドラッグストア・CVSなどの組織小売業の進展に伴い、流通形態の融合や構造変化が見られます。
また、海外からの原材料・副資材や製品の輸入も増加傾向にあります。

バリュー/強み

化粧品業界 特有の問題

以下は、化粧品業界における問題点・要望事項を弊社独自にまとめたものです。

①物流に関する問題点(例)

  • バラ(例:ヘアカラー1本)や中箱単位で注文を受けており、多品種少量出荷を効率的に実施しなければならない。
  • 高額な商品も多く、誤出荷については、顧客から“0”にするように要請されている。
  • 化粧箱での出荷を行っているため、商品外装(シュリンク包装など)に傷を付けないように慎重な荷扱い、丁寧な梱包作業 が必要であ る。(傷を付けると不良品扱いとなる)
  • 季節毎に大規模な新製品の発売が行われるために、物流における波動(変動)が非常に大きい。
  • 海外から化粧品を輸入し国内で販売時、医薬品医療機器等法(改正薬事法)による、国内で商品を流通させるための化粧品製造業許可 (包 装・表示・保管、一般)が必要となる。

②荷主からの要望事例(例)

  • 取扱商材の拡大、流通チャネル、業態の追加(ネット通販他)に対応できる物流体制の構築が必要。
  • 顧客への物流サービスの一層の向上および、将来の売上増に向けた物流体制の再構築に取り組みたい。
  • 多品種少量出荷に効果的な(物流コストを抑制した)対応を行える仕組みを構築したい。
  • 上記に加え、熟練者でなくても出荷精度を高く維持できる仕組みを構築したい。
  • 顧客からの破損クレーム(販売機会の損失)を無くすために、商品に優しい仕組みを構築したい。
  • 新製品の発売時期など、物量の波動が大きい時期については、作業能力の一時的な拡張を行えるような柔軟な仕組みを構築したい。
  • 製造業許可(包装・表示・保管)を持っている、若しくは許可を取得しても良い国内倉庫を提案して欲しい。
  • 商品には、危険物や温度管理が必要な商品があり、商品特性に合わせて適正な管理ができる倉庫を提案して欲しい。

このような課題もサカタウエアハウスの
3PLサービスが解決いたします

弊社3PLサービス導入による解決策

① 多品種少量出荷に対応した仕組み(システム)

出荷ラベルと輸配送ラベルを統合した「標準荷札ラベルシステム」により出荷業務の標準化/効率化を図りました。また、音声ピッキングシステム(VPS)をバラピッキング作業に導入することにより、生産性の向上を図りました。(左写真)「標準荷札ラベルシステム」は、宅配便の輸配送ラベルにも対応し、BtoC物流への対応も可能です。

② 出荷精度を高く維持できる仕組みを構築(誤出荷率:20ppm以下)

音声ピッキングシステム(VPS)と出庫検品システムを連動して、バラ出荷作業を管理する仕組みを導入し、更に配送確認システムにより、運送会社別の個口数確認、およびケース単位商品のバーコード検品の仕組みを導入し、当日の出荷対象商品のみの棚在庫を確認後、出荷商品を荷渡することにより、出荷精度の向上を図りました。

③ 物量の波動への対応を実現

ピッキング在庫の棚ロケーション管理、および「標準荷札ラベルシステム」のバラ梱包容積計算/梱包ダンボール指示機能により、バラピッキング業務を標準化し、繁忙期の一時的な人員増加による能力拡張を可能とし、作業時間が短縮できました。また、化粧品業界における長年のノウハウを活かして、商品カテゴリ毎に、出荷頻度に応じた保管・作業レイアウトを構築して、更なる作業生産性の向上を実現しています。

④ 製造業許可(包装・表示・保管)取得倉庫の提案

弊社独自に責任技術者を置くことで、化粧品及び医薬部外品の製造業許可の取得が可能です。既に関東、関西地区で製造業を取得済みの倉庫も保有しています。弊社倉庫にて、薬機法に基づく輸入化粧品の検査、薬事ラベルの貼付け、セット商品の作成、製造記録書の作成など、様々なご相談に対応可能です。

⑤危険品倉庫、および定温庫の提案

弊社倉庫敷地内に危険品倉庫を併設、または近隣の提携する危険品倉庫を利用、かつ倉庫内に定温庫を設置し、化粧品物流に必要な様々な商品特性に対応した保管機能、在庫管理機能の提案が可能です。

弊社3PLサービス導入効果

① ピッキング作業の情報化/機械化(VPS等の導入)により、多頻度小口出荷、BtoC物流にも対応

入庫、出庫に関わる主要な作業をWMSおよび業務支援ツールによるシステム化により標準化し、パート作業員が実施することで、BtoB・BtoC物流に対応した多頻度小口出荷にかかる運営コスト(人件費)を抑制し、高品質な多頻度小口物流を実現しました。

② 出荷量(出荷金額)と連動した個建て単価により、物流コストを変動費化

音声ピッキングシステム(VPS)によるバラピッキング作業を基礎とし、バラ1梱包あたりの個建て単価☓バラ梱包出荷数により、出荷作業費を設定することにより、物流コストを変動費化しコストコントロールを実現しました。

③ 物量波動(ピーク)時の納期遅延が解消

通常出荷量の数倍の物量波動が発生した場合でも、容易に人員を増加できる仕組み(システム)や効果的な商品配置(ロケーション設定など)の構築により、作業性、生産性を向上することができ、深夜作業、納期遅延などの発生を解消でき、サービスの維持・向上が図れました。

④ 国内工場を経由せずに輸入商品を国内で流通させることが可能に

今までは、製造業許可を保有している本社工場へ、輸入化粧品を一旦入荷し製造作業+出荷判定後、商品を倉庫へ移動する必要がありましたが、製造業許可を保有する倉庫に外部委託できたお陰で、製造業+国内流通センター業務を一括で委託できるようになりました。これにより、季節波動によって工場の製造スペースが圧迫されることも少なくなりました。

⑤危険品倉庫、および定温庫の併設倉庫により移動コストを低減

弊社倉庫敷地内の併設危険品倉庫または近隣の提携する危険品倉庫への危険品の保管、および温度管理が必要な商品の倉庫内定温庫での保管により、従来発生していた専用倉庫への移動にかかる費用(運賃、荷役料等)を低減しました。

サービスQ&A

化粧品業界で、弊社に寄せられるよくあるご質問と、弊社3PLサービスに関するご回答を整理しました

サカタウエアハウスは、物流改善コンサルティング(有償)による業務分析、課題提起、改善提案から、実業務の実践(倉庫・3PLサービス)までをワンストップで展開しております。物流改善、物流システム再構築、コストコントロール(低減)など、物流に関することはお気軽にご相談下さい。

デジタルピッキングシステム(DPS)をはじめとした大規模な出荷支援システムの導入・運用から、無線ハンディターミナルによるカートピッキングシステム、POS検品システムや、弊社独自の「標準荷札ラベルシステム」による、出荷ラベル、輸配送ラベル、運送会社のEDIによる統合管理など、貴社の物流改善向けた弊社実業務のノウハウに基づく物流システムをご提案します。あわせてシステム導入時の円滑な立ち上げサポートにより、システムの活用までを支援します。*2

【注】*2.システム導入支援費用、サポート契約は、システム費用とは別途必要になります。

弊社物流センターにより在庫を集中管理し、理美容業界卸店のセールス別/サロン別の納品に対応した、出庫・梱包、営業所への一括納品に対応いたします。さらにバーコード管理システムによる高精度な在庫管理の実施、および、取り寄せ商品のセールス別/サロン別の正確な仕分けまでを、弊社システムにより一括管理いたします。

弊社、薬事法による化粧品・医薬部外品「製造業許可」取得倉庫により、製造業から国内流通センター業務を一括でお引き受けいたします。物流と薬事法、両方に精通した担当者が貴社の商品管理業務を実施いたします。

サカタウエアハウスは、お客様から一定期間の物流データ(入庫量、出庫量、保管量等)を提示いただき、保管料、荷役料、ピッキング梱包料について、個建て単価*3 による契約を行うことにより、お客様の作業量に応じた物流コストの変動費化に対応しております。

【注】*3.個建て単価には、最低保証料金を設定し、一定量を下回った場合、適用いたします。また一部固定費となります。

サカタグループでは路線会社、百貨店向け納品代行会社と提携し、百貨店納品に必要な専用伝票の発行と納品を行います。個人(BtoC)向けの配送業務についても、運送会社と連携した時間指定納品、代引き納品サービス、配達情報と連携した入金情報の管理業務を代行いたします。

全体像・3PLサービス一覧

サカタウエアハウスは、お客様の国内調達先からエンドユーザー様までの一貫した「サプライチェーン・ロジスティクス」の実現をご提案、ご支援致します。
弊社化粧品業界向け3PLサービスについてご紹介致します。

物流アウトソーシングの全体像

化粧品業界(コスメティック品・トイレタリー品)向け3PLサービス一覧

(1)倉庫/3PLサービス

① 在庫管理(保管)

サカタグループ独自で開発し、既に化粧品物流業務に多数の稼働実績のある倉庫管理システム(WMS)により、在庫管理を行っています。入出庫やロケーション管理等とも連動し、リアルタイムでSKU(ピース)単位での現物管理、製造ロットの先入れ先出し管理が可能となっています。

② 輸配送

シミュレーションシステム等を駆使し、お客様にとって最適な輸配送モード(運送手段、会社)を選択・組み合わせいたします。複数の運送会社との電子データ交換(EDI)による貨物追跡情報や配達完了情報等の取得により、小売店様の配達状況の問い合わせに対し、迅速にお答えします。また、新発売商品の一斉出荷等、大量出荷時にも貨物の出荷情報や配達完了情報をEメール等により迅速にご提供いたします。

③ ピースピッキング

バラピッキング時の標準システムとして、音声ピッキングシステム(VPS)を導入し、業務の標準化・効率化をはかるとともに、出荷ラベルと輸配送ラベルを統合した標準荷札ラベルシステムにより、トータルでの業務効率化と高い物流品質を提供いたします。

④ 情報システム

実績ある倉庫管理システム(WMS)に加え、受注システムをはじめ、マテハン機器と連動した荷札ラベル発行システム、出荷行程毎の検品システム、輸配送管理システム等、サプライチェーンのエンドユーザー様に商品をお届けするまでのトータルな物流管理について、システムによるオペレーション管理を実施いたします。

⑤品質管理

品質管理活動として、日々の物流サービスの向上はもちろん、従業員の目標管理制度や、「ピッキングミス・ゼロ」コンクール*1 などをはじめとした改善活動を実施し、100万分の1単位の物流品質をお客様に提供いたします。
【注】*1.顧客(顧客(荷主))企業様と共同で取り組んでいる、ピッキングミス・ゼロを目標とした総合的品質管理(TQC)活動。


(2)薬機法対応/製造業

製造業(包装・表示・保管)

製造業業許可取得倉庫では、薬機法に基づく輸入化粧品・医薬部外品の商品外観検査、パッケージ入れ替え、薬事ラベルの添付/効能書きの封入などの製造業務(包装・表示・保管)や、製造記録書の作成、責任技術者による業務/品質管理が可能です。

3PL物流情報システム概要

サカタウエアハウスは、WMS、TMSによる基幹系システムや、荷札ラベルシステム、ピッキングシステム、検品システムなどの倉庫業務支援ツールにより、業務用および一般化粧品の入出荷管理、在庫管理、輸配送管理を連携し、業務標準化・効率化による物流品質維持向上、ミスゼロ化に向けた「システム化」、物流の「見える化」を推進しています。
また、Web受発注システムや、出荷履歴管理システムなどの業務支援ツールを利用し、お客様へ高品質・高精度な情報サービス(フルフィルメントサービス)を提供致します。

3PL物流システムの全体像(「標準化+効率化+見える化」推進)

主要システム紹介

弊社のITソリューションの一部を以下に整理致します。

拠点一覧

サカタウエアハウスは、関西地区、中部地区、関東地区に、物流センターを配置し、お客様からのご要望の多い化粧品、医薬部外品、及び医療機器に関する医薬品医療機器等法に対応した倉庫サービス、流通センター機能を提供しています。
また、各拠点の連携/ネットワーク化により、BCPに対応した物流サービスを提供しています。

物流センター品質管理概要

サカタウエアハウスは、全社的な品質管理を実施する部門を設置し、各営業所/物流センターの5S活動やカイゼン活動の教育・指導・支援、関係する部門間の調整・連携により、トータルな物流品質の維持・向上に取り組んでいます。
また、お客様と定期的にミーティングを実施し、事故・クレームに対する原因分析や対策、カイゼン活動報告を通じて、お客様との信頼関係を高め、社内・社外のコミュニケーションをはかり、安定的な品質管理を実施しています。

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