物流コンサルティング

倉庫・3PLサービスとあわせて
貴社の物流改善をサポートいたします。
サカタウエアハウスでは、①化粧品、②電機、産業、医療機器、③医薬品、トイレタリー品等各業界の企業様へ、多品種少量物流の実務で培った高精度・高品質な物流サービスのノウハウにより、弊社倉庫・3PLサービスと連携した物流改善のご提案を致します。
3PLサービスでよく頂くご要望
お客様からの要請により、物流品質・精度の向上が急務である
物流コストを低減することで、競合他社よりコスト競争力をつけたい
物量の増加に物流体制が追いつかず、どこから手を付けたらよいかわからない
物流業務の見直しを行うことで、物流プロセス全体の効率化をはかりたい
拠点配置の見直しにより、最適な在庫の分け方、補充・発注量の管理を実現したい
物流システムを導入することで、正確で適切な在庫管理を実現したい

弊社倉庫・3PLサービスと連携した物流改善のご提案
拠点配置の改善

複数拠点間の物流を見直すことで、最適な拠点配置をご提案
複数の拠点配置パターンをシミュレーションし、それぞれについて、
(1)輸送/配送コスト
(2)拠点運営コスト
(3)在庫量
等を評価・分析いたします。その上で、最適な拠点配置をご提案いたします。
ご提案は、以下のようなメニューで提供いたします。
物流拠点再構築に向けた実施内容
(1)物流拠点の再構築の検討
顧客への迅速な納品、配送コスト削減に向けたデポ拠点設置等、最適な拠点配置の検討を実施いたします。
(2)新規拠点設置時の拠点運営コスト試算
保管コスト、荷役コスト、配送コスト、システム費用等の、新規拠点設置時の運営コストの試算、評価・検討を実施いたします。
(3)拠点別配送エリアの見直し・検討
弊社「運賃シミュレーションシステム」等を利用し、
①出荷ロット
②運賃コスト
③リードタイム
の面から、拠点別の最適な配送エリア/パターンの選定支援を実施いたします。
輸配送の改善

輸配送のデータを分析し、コスト削減をご提案
物流拠点別に、
(1)輸配送コストの同業他社との比較
(2)運送会社との契約内容の近隣相場との比較
(3)輸配送の仕組み/管理の効率的な運営
等を評価・分析いたします。輸配送データ分析/シミュレーションにより、具体的な数値によるコスト評価とコストコントロールが可能です。
輸配送見直しに向けた実施内容
(1)市場動向/統計資料 による輸配送コストの評価・分析
実勢価格との比較やJILS統計資料による同業他社との輸配送コストの比較・評価を行ないます。
(2)販売物流の輸配送モードの検討、社内物流(拠点間輸送等)の仕組みの検討
「運賃シミュレーションシステム」を利用し最適な輸配送モードの組合せ、輸配送コストの低減に向けた検討を行ないます。
(3)調達物流/回収物流の仕組みの検討
ルートシミュレーション等を利用しミルクラン方式の導入検討、商品単価と運賃の分離によるコスト低減に向けた検討を行ないます。
センター内の改善-レイアウト・フロー・マテハンなど-

センター内のレイアウトや業務フローを見直し、業務改善方法をご提案
- 実際の倉庫図面をもとに、パレット配置、棚配置レイアウトを作成し、保管可能パレット枚数、棚配置可能な商品保管アイテム数を算出いたします。
- 作業者の動線、入出庫商品の仮置き場、フォークリフトの移動等を考慮した弊社実務経験にもとづくレイアウト案を作成することが可能です。
物流センターレイアウト、業務フローの見直しによる改善実施内容
(1)現行物流センターの処理能力/将来の物量変動に対する物流センター仕様の検討
現行の物流センターでの一人あたりの処理能力/生産性の評価、および将来の物量変動予想に対し、必要とされる保管容量、人員数の試算、マテハン機器の設置による効率化検討、および作業生産性指標の目標値を作成いたします。
(2)構内作業の効率化の検討
実地調査をもとに作業フローを作成し、「ムリ・ムダ・ムラの排除」の観点から具体的な改善方法を提示いたします。
(3)構内レイアウトの見直し・検討
現在の物流特性に合わせた保管レイアウト、ピッキングエリアの棚配置図の作成、および商品、カテゴリ別、サイズ別、出荷特性による配置シミュレーションを実施いたします。
在庫の改善

在庫データ分析を行い、在庫最適化のご提案
- 在庫回転率区分別に商品、アイテム数、在庫数を集計し、Aランク商品、Bランク商品、滞留商品を分析いたします。
- 日別入出荷傾向と合わせて検討することにより、取り扱い商品の絞り込みや発注単位低減、在庫削減が可能になります。
在庫の改善に向けた実施内容
(1)物流拠点別商品別在庫回転率の分析
同一商品を取り扱う拠点別の在庫回転率を比較・分析し、理想とする在庫基準作りを行ないます。
(2)出荷ABC分析による効率的な商品管理方法の検討
商品特性の分析により、効率的な商品配置、出荷支援システム,検品システムの導入に向けての検討をします。
(ABC分析:商品別に出荷数の多い順に累計し、その比率からランク別に保管方法や在庫水準を検討するための方法。)
(3)効率的な拠点別在庫配置に向けた仕組みづくり
上記データ分析結果より拠点間在庫の調整、理想とする在庫配置計画案づくりを行います。
情報システムの改善

現場の実務に即したシステムの導入により、業務改善を実現
- 貴社情報システムの改善すべきと考えられる点、方向性案を機能別に評価・分析します。
- 物流情報化よる期待効果を予測し、計画作りに向けた改善ポイントの絞り込みが可能です。
情報システムの改善に向けた実施内容
(1)検品システム、各種マテハン機器の導入検討
倉庫管理システム(WMS)と連動した検品システムやマテハン機器の導入により、処理能力の向上と、物流品質の向上、および同業他社との物流サービス面での差別化に向けた仕組み作りを行ないます。
(2)受注センターシステム・自動補充・発注システムの導入検討
受注業務の集中化による効率化の実現と、受注システムと連動した定番商品の自動補充発注に向けた仕組み作りを行います。
(3)倉庫管理システム(WMS)と輸配送管理システム(TMS)の導入検討
倉庫管理システム(WMS)導入による実在庫管理、商品ロット/使用期限管理、ロケーション管理、先入先出し管理の仕組み作りを実施します。
また、輸配送管理システム(TMS)導入による運賃計算、配車支援、貨物追跡の導入とこれによる商品ロット追跡管理、輸配送コスト管理、複数荷主の配送業務受託に向けた基盤作りも行います。
物流コストの改善

コスト管理(マネジメント)を徹底サポート
- ABC/ABMシステム構築に向けてのコスト把握手法を分析/定義、物流コスト管理指標によるコスト管理します。
- ABC/ABM情報システム化により、継続的に【顧客別】、【物流サービス別】、【納品形態別】物流コスト/売り上げ、物流コスト管理指標を把握・管理できる仕組みを構築することが可能です。
物流コスト見直しに向けた実施内容
(1)物流コストの把握・検討
「物流コスト算定活用マニュアル」にもとづき、貴社の物流コストを明確にし、対売上高比率の把握と統計資料にもとづく同業他社との物流費比率の比較検討を行います。
(2)コストフローの作成によるコストの可視化
どの処理にどれだけのコストが発生しているかをコストフローに分類し、改善すべきコストターゲットの選定を行います。
(3)物流ABC/ABMによるコスト指標づくり
取引先との納品サービス別価格表づくりや営業/販売部門のコスト管理の仕組み、日々の物流コスト管理に向けての仕組み作りを行います。
物流改善策の立案と効果検証・予測

各分析により導出された改善策および、そのPDCAを実行
- 貴社の物流管理部門、営業部門、情報システム部門、製造部門、商品管理部門他を含めたプロジェクト体制をつくり、物流改革に向けての意志統一、組織改革の提言、事務局も代行いたします。
- 弊社の実務経験にもとづき、改善策を実行する上での検討事項/解決策の提言等を実施することが可能です。
物流改善実行に向けた実施内容
(1)現状分析の検討結果からの複数の改善方向性を提示
①現状施設の範囲で設備/システム投資を伴うこと
②新規基幹システムの導入計画と連動した設備/システム投資を伴うこと
③拠点の統合、施設の建設等の抜本的改革が必要なことに分類し、現状分析結果にもとづく複数の改善策を提示いたします。
(2)シミュレーションの実施による改善策の検討・評価
改善策の中から具体的な改善テーマを絞り込み、実施に向けての費用/効果シミュレーションを行い改善策の評価・検討を実施します。
(3)改善の実施に向けた実行計画(マスタープラン)の作成
予測効果をもとに最終確定した改善策の実施に向けてのマスタープランの作成/提示を行ないます。
※マスタープラン作成は、物流改善コンサルティングとは別フェーズになります。
運賃シミュレーションサービス

最適輸配送組合せ、輸配送コストシミュレーションにより、輸配送戦略立案を支援
運賃シミュレーション結果表示例
①リードタイム、②サービスレベル、③運賃の複合条件から、最適運送会社による運送会社組合せ計画を作成します。
運送会社組合せ計画をもとに、倉庫管理システム(WMS)と連動し、最適輸配送組合せ計画にもとづく出荷スケジューリングが可能です。
路線、宅配、チャータ便、航空便、納品代行便等の運賃計算にも対応いたします。
物流拠点再配置パターン別に運送会社組合せを登録し、輸配送リードタイムを考慮した輸配送コストシミュレーションに対応いたします。
*リードタイム管理は、運送会社からのデータ受領および、運用時のデータにより管理します。サービスレベル管理は、運用時のデータにより管理します。
運賃シミュレーションによる課題解決策
- 現状の輸配送LT(リードタイム)を落とすことなく、運賃コスト低減に取り組みたい。
- 新規運送会社を追加し、最適な運送手段/運送会社の組合せを検討したい。
- 輸配送LTを維持し、運賃コストの低減に向けた最適な運送会社の組合せ計画を作成します。
- 新規運送会社を追加し、ゼロベースで運賃と輸配送リードタイムから最適な運送会社の組合せ計画を作成します。
- 物流拠点再構築時の、輸配送コストを試算し、運用コストの増減を比較検討したい。
- 物流拠点再構築時の、輸配送コスト/リードタイム面で最適な輸配送エリアを試算し検討したい。
- 物流拠点再構築時の、輸配送リードタイムを考慮し、輸配送コストの増減を試算できます。
- 物流拠点再構築時の、物流拠点別に輸配送コスト/リードタイム面で最適な輸配送エリアを設定できます。
- 顧客のセグメントに応じた、輸配送手段/運送会社を選択し輸配送コストを試算したい。
- オリコン、ボックスパレット等の回収時の、輸配送コストを試算したい。
- 配送回数/納入ロットの集約、共同納品によるCO2削減効果を試算したい。
- 顧客毎に、輸配送手段/運送会社をグループ登録し、その中で最適な運送会社による輸配送コストを計算できます。
- 回収時の運賃契約を登録し、オリコン等の回収にかかる輸配送コストを計算できます(オプション)。
- トンキロ法に基づき、納品時のCO2排出量を試算できます(オプション)。
コンサルティング実績例

企業名 | 業種 | 内容 |
---|---|---|
A社 | 医薬品製造業 | 物流拠点の統廃合時の輸配送コストシミュレーション |
B社 | 医薬品卸売業 | メーカーセンター統廃合に伴う物流戦略の見直し |
C社 | 電気・電子機器製造業 | 新規運送会社契約時の輸配送コストシミュレーション |
D社 | 精密機械製造業 | 海外からの調達販売物流を含めたSCM構築支援 |
E社 | 雑貨輸入業 | 物流センター統合に向けたデータ分析・構内調査・レイアウト作成 |
F社 | 音楽関連卸売業 | システム導入による物流センターの業務改善 |
G社 | トイレタリー商品製造業 | 物流拠点の統廃合時の輸配送コストシミュレーション |
H社 | トイレタリー商品製造業 | 返品業務における物流ABCの実施 |
I社 | 化粧品製造業 | 物流改革に向けたロジスティクス部門へのアドバイザリーコンサルティングの実施 |
J社 | 電気機器製造業 | 物流拠点の増設・運送会社の見直しを含む輸配送コストシミュレーション |
K社 | 食品製造業 | 物流センターの業務効率化支援 |
L社 | 食品製造業 | 物流アウトソーシングに向けたコンペの開催・委託先選定支援・委託先決定後のシステム構築支援 |
M社 | 食品製造業 | 輸配送コストの低減に向けた調査 |
N社 | 食品製造業 | 物量増加に伴うロジスティクスシステムの構築支援 |
O社 | 食品卸売業 | 物流コスト低減に向けての物流改善計画策定支援 |
P社 | 冷凍食品卸売業 | 現在の物流業務・配送コストに関する物流診断 |
Q社 | 水産共同組合 | 自動ラックシステムを含む物流センター新設に関する調査・レイアウト案の作成 |
R社 | 自動車部品製造業 | 現状の輸配送手段の妥当性確認・新規運送会社契約時の輸配送コストシミュレーション |
S社 | 自動車部品製造業 | 工場内物流の効率化 |
T社 | 化学製品製造業 | 配送コスト計算システムの構築支援 |
U社 | 医療機器卸売業 | 拠点統合・物流体制再構築に伴う物流センター再編計画策定・運用フロー作成等 |
その他 | 官庁系研究機関 | 流通業におけるITを活用した企業競争力強化と経営革新に関する研究調査など |