医薬品業界(一般用医薬品・医薬部外品・医療機器)

医薬品業界(一般用医薬品・医薬部外品・医療機器)向け物流ソリューションについて

 サカタウエアハウスでは、30年以上にわたる医薬品物流業務の実施を通して、様々なノウハウを培ってまいりました。薬事法への対応はもちろん、ピースピッキング等をはじめとしたオペレーション管理,輸配送管理,省力化と高品質とを実現する物流情報システム構築など、高精度の物流サービスをお客様に自信を持ってご提供いたします。

また、医薬品物流業務を熟知したスタッフが、お客様の’エージェント’的な立場で、物流革新に向けたご支援やサポートなどを行うとともに、お客様の資産を有効に活用しながら業務請負も行います。

1.医薬品業界(一般用医薬品・医薬部外品・医療機器)向けサービス一覧

(1)3PLサービス/倉庫サービス

①在庫管理(保管)

自社開発し、既に薬品物流業務に多数の稼働実績のある倉庫管理システム(WMS)により、在庫管理を行っています。入出庫やロケーション管理等とも連動し、リアルタイムでSKU(ピース)単位での現物管理が可能となっています。また、医薬品物流業務において厳密に求められる製造ロット管理・温度管理にも万全を期しております。

 
②輸配送

お客様にとって最適な輸配送モード(運送手段,会社)をシミュレーションシステム等を駆使し、選択・組み合わせいたします。複数の運送会社とのEDIによる貨物追跡情報や配達完了情報等の交換により、小売店様の配達状況の問い合わせに対し、迅速にお答えします。また、新発売商品の一斉出荷等、大量出荷時にも貨物の出荷情報や配達完了情報をEメール等により迅速にご提供いたします。また、低温・定温輸送も複数のアライアンス企業により、ご利用可能です。

 
③ピースピッキング

医薬品では、卸売企業のメガセンター設置等の流れで大口化しておりますが、大衆薬(OTC)では小売店直接納品等小口化の流れが出てきております。サカタグループでは、お客様の規模・ニーズに合わせたマテハン機器の選定を行い業務の標準化・精度アップをはかります。併せて手作業による販促物等の異形・長尺商品のピッキング業務をも独自の荷札ラベルシステムにより連動させ、トータルでの業務効率化と高い物流品質を提供いたします。

④流通加工

納品先様のあらゆる要望に応えた、各種バーコードシールの発行・貼付、値付け、シュリンク加工など、きめ細かな流通加工業務を、サカタグループの熟練したオペレータがお引き受けいたします。必要に応じて納品先毎の商品の小分け(小包装化)にもご対応いたします。

⑤情報システム

実績あるWMSに加え、受注システムからマテハン機器と連動した荷札ラベル発行システム、出荷行程毎の検品システム、輸配送管理システム等、サプライチェーンのエンドユーザに商品をお届けするまでのトータルな物流管理システムによるオペレーション管理を実施いたします。

⑥品質管理

日々の物流品質管理はもちろん、品質管理目標の設定や、PDCAによる改善活動計画の作成と実行により、継続的な物流品質と物流サービスをお客様に提供いたします。

【注】*1.顧客(顧客(荷主))企業様と共同で取り組んでいる、ピッキングミス・ゼロを目標とした総合的品質管理(TQC)活動。

(2)情報システム/物流コンサルティング

サカタグループでは、SCM/3PLのコンセプトのもと、物流革新を希求されるお客様に対し、皆様の‘エージェント’的な立場で、物流改善の実践、物流情報化の推進、3PLの導入/事業化等をご支援するロジスティクス・ソリューション・サービスを展開しています。
物流技術管理士、情報処理技術者、品質審査員、環境審査員、MBAなどの有資格者が、独自開発によるシミュレーションソフトや情報システム(流通システム大賞・通産大臣賞受賞)などを駆使して、机上論でない、実践的なご支援をさせていただきます。

(3)アウトソーシング・HRMサービス

①業務請負

最近、物流改善や物流コストコントロール(低減)などを目的として「物流アウトソーシング」を検討・導入されるお客様が、ますます増えつつあります。
しかしながら、物流アウトソーシングを成功に導くためには、お客様の既存の倉庫や物流センターの有効活用、物流関連部署の人材の処遇などにも十分配慮をしつつ、部分的/段階的に外注化されていくといったステップを踏むことも必要とされます。
サカタグループでは、多頻度小口、高精度・高品質を求められる物流業務のオペレーションやシステム構築などの経験・ノウハウをベースに、お客様の倉庫、物流センター、工場センターなどを活用しつつ、物流実務や管理業務をお引き受け(請負/出保管)するサービスをご提供いたします。

②人材派遣/人材紹介サービス

サカタグループでは、物流管理を実務レベルで支援・補佐する、一定・所定レベルの知識や技術を有した人材の派遣や紹介などを行うサービスをご提供いたします。
ロジスティクスに関わる人材に求められるスキルは非常に高くなってきておりますが、独自の教育訓練により人材のスキルアップをはかることで、お客様のニーズにお応えいたします。

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2.医薬品業界(一般用医薬品・医薬部外品・医療機器)向け提案事例

(1)医薬品・医療機器業界の構造

わが国の薬事法は、化粧品・医薬品・医薬部外品・医療機器の4つを所管していますが、そのうちの医薬品、中でも一般用医薬品(OTC薬などとも言われます)業界の流通経路を簡略的に図式化したものが以下です。メーカーや卸売業の再編やドラッグストアなどの組織小売業の台頭、さらには薬事法の改正などよって、今後も流通構造の変化が続くことが予想されます。

(2)医薬品業界(一般用医薬品・医薬部外品・医療機器) 特有の問題点

以下は、OTC業界における問題点・要望事項を弊社独自にまとめたものです。

①物流に関する問題点(例)
  • ロット管理だけではなく、シリアルナンバー単位での管理が求められるが、厳密には対応出来ていない。また、その履歴の抽出に相当の工数が掛かっている。
  • 卸によっては大量に返品をしてくる業者もいるので、検収、仕分け作業に多大な負荷が掛かっている。
  • 在庫が増えたので外部倉庫に保管を委託したいが、卸売一般販売業許可と薬剤師が外部倉庫にも必要となるので簡単には外部委託できない。
②荷主様からの要望事項(例)

顧客への物流サービスの一層の向上

および企業の社会的責任(CSR)の向上への対応

  • シリアルナンバー管理(入荷管理、在庫管理、出荷管理)が可能なシステムを導入したい。また、将来的にベテランに頼ることを無くすために、出来るだけ業務を効率化、標準化したい。
  • 返品物流業務の簡素化を実施したい。また、返品に対応した仕組みがあれば導入したい。
  • 製造業(包装・表示・保管)、卸売一般販売業、および薬剤師を独自に準備できる物流業者を見つけたい。若しくは、当該許可を申請できる物件を見つけたい。
このような課題もサカタウエアハウスの
3PLサービスが解決します

(3)3PL導入による解決策

①シリアルナンバー管理が可能な仕組みを導入

ロット管理に加え、シリアルナンバー管理が可能な仕組み(管理システム)を導入。この仕組みは、入荷から出荷・配送に至るまで、どの商品(ロット、シリアルナンバー)がどういった経路で、どのように届けられたかを一元的に管理することが可能で、過去の実績を閲覧することが容易にできます。

②返品検収システムを導入

弊社が独自で開発した返品検収システムを導入することで、どんな作業者でも比較的短時間で返品検収業務に携わることが可能となります。商品バーコードの読み取りとロットの手入力を行うだけで、過去の出荷情報に対して返品商品のロット照合を行うことができ、良品、不良品の判定を音声で応答する仕組みとなっています。

③薬事許可取得倉庫の提案

弊社独自に薬剤師を置くことで、医薬品製造業許可/卸売一般販売業の取得が実施可能です。弊社倉庫にて、荷主様の名義で医薬品製造業を取得することも可能です。検査室の構築や出荷判定前商品のストック場所の検討など、様々な要望に対応いたします。

④在庫管理システムの導入/既存システムとの連携

弊社独自の在庫管理システムと、既存の受発注システムとのデータ連携が可能。基本的な在庫管理はもとより、受注に対する不足分商品の補充指図や、什器類の貸し出し管理も可能です。

(4)3PL導入効果

①製品トレースの強化と責任所在の明確化
これまでは送り状の控えや出荷シリアルNo.の記録などを辿って、商品の出所をつぶさに調べる必要があり、相当の工数が掛かっていたが、履歴検索が可能なシステムを導入したので、事務工数が大幅に削減できた。

何らかの不具合が発生した場合、どの製造ラインから出てきて何番目に作られたものかまでトレース可能になったので、工場や仕入先など、原因や責任の所在を明確化することができた。

②返品検収の作業負荷軽減と処理能力向上

返品検収業務で長年培ってきた運用をベースとしたシステムを導入することによって、経験を問わず作業員を短時間で戦力化することが可能になります。また、全体のスピードアップにもつながります。

③物流業務が外部委託可能に

製造業許可の関係上、物流に関わる大部分を自社で運営しなければならなかったが、許可と薬剤師を持つ倉庫が適応できるのでアウトソースすることができます。
また、外部委託するにあたり、本社と物流業者で薬剤師を共有することができます。

④企業の社会的責任(CSR)の向上に寄与

在庫管理システムの導入によって、製品トレースを確実・迅速に行うことが可能となり、企業としての社会的責任に対する寄与ができます。

3.よくある質問

Q1.まずは物流改善(コスト低減、品質向上)、システム導入の相談をしたい。

  • サカタウエアハウスは、物流改善コンサルティング(有償)による業務分析、課題提起、改善提案から、実業務の実践(倉庫・3PLサービス)までをワンストップで展開しております。物流改善,物流システム再構築,コストコントロール(低減)など、物流に関することはお気軽にご相談下さい。

Q2.ロット管理、入庫日管理、使用期限管理をシステム化したい。

  • 在庫管理、ロケーション管理のほか、医薬品/医療機器では必須の製造ロット管理、入庫日管理、使用期限年月管理などの管理を行っています。これらの情報をもとに先入れ先出しなどを徹底して実践しています。

Q3.入荷商品のバーコード検品と棚ロケーション管理を実施したい。

  • 入荷商品のバーコード検品はもとより、入荷時の商品ロット確認と登録、商品ロット別保管棚ロケーション格納管理を行います。また在庫を持たない取り寄せ商品の一時ロケーションへの仕分け出荷、バーコードのない商品の入荷予定/仕入れデータとの照合にも対応いたします。

Q4.セールス別納品に対応した出荷梱包業務を外部へ委託したい。

  • 医薬品/医療機器の物流は、人命に関わるため、他の業界に比しても極めて高精度な物流が求められます。取扱い商品も、セールスマンが納入し立会検品を必要とする場合があります。弊社物流センターにおいて、セールス別/営業所別にピッキング梱包を集中管理し、お客様の営業所へ配送するサービスも承ります。ぜひ一度ご相談下さい。

Q5.薬事法に基づく輸入商品の業務を委託したい。

  • 弊社では、医療機器/医薬部外品輸入時の、外観検査、国内製造ラベル(責任ラベル)貼付、出荷判定後の商品保管、製造記録管理に対応した業務を実施します。弊社製造業(包装・表示・保管)許可取得倉庫、および弊社責任技術者の設置のもとでの管理により、製造業に関する業務と国内の流通センター業務をワンストップでお任せいただけます。

Q6.大衆薬(OTC)の、GMS,CVS,ドラッグストア,ホームセンターなどへの直送納品に対応したい。

  • 弊社WMSにより、バラ出荷梱包時の容積計算を行い、事前に個口数の確定、SCMラベルの発行、ASN(事前出荷)情報の作成、かつ各種専用伝票の発行に対応し、OTCの個口梱包出荷、及び納品先別の出荷商品ロット実績管理、履歴管理に対応します。
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