多品種少量・多頻度小口・高精度高品質物流のトータルソリューション

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化粧品業界向け提案事例

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1.化粧品業界の構造

下記内容は、化粧品業界の流通経路を簡略的に図式化したものです。この業界では、これまで、制度品流通として、主にメーカーのチェーン店を中心とした流通形態を取ってきましたが、昨今では、その中心が量販店、ドラッグストアなどの大型店に変化してきています。また、海外からの輸入化粧品の販売も増加傾向にあります。

化粧品業界の構造

2.化粧品業界 特有の問題点

以下は、化粧品業界における問題点・要望事項を弊社独自にまとめたものです。

物流に関する問題点(例)

  • バラ(例:口紅1本)でも注文を受けており、多品種少量出荷を実施しなければならない。
  • 高額な商品も多く、誤出荷については、顧客から“0”にするように要請されている。
  • 化粧箱での出荷を行っているため、外装(シュリンク包装など)に傷を付けないように慎重な荷扱いが必要である。(傷を付けると不良品扱いとなる)
  • 季節毎に大規模な新製品の発売が行われるために、物流における波動(変動)が非常に大きい。
  • 国内に工場を持たない商社の場合、薬事法の改正に伴い、国内で商品を流通させるためには製造業許可(包装・表示・保管)が必要となっている。

荷主様からの要望事項(例)

 

顧客への物流サービスの一層の向上
および、将来の売上増に向けた物流体制の再構築

  • 多品種少量出荷に効果的な(物流コストを抑制した)対応を行える仕組みを構築したい。
  • 上記に加え、熟練者でなくても出荷精度を高く維持できる仕組みを構築したい。
  • 顧客からの破損クレーム(販売機会の損失)を無くすために、商品に優しい仕組みを構築したい。
  • 新製品の発売時期など、物量の波動が大きい時期については、作業能力の一時的な拡張を行えるような柔軟な仕組みを構築したい。
  • 製造業許可(包装・表示・保管)を持っている、若しくは許可を取得しても良い国内倉庫を手配して欲しい。

3.3PL導入による解決策

以下、これまで弊社が実際に実施してきた3PLサービスを列挙します。

弊社3PLサービス導入による解決策

 

◆多品種少量出荷に対応した仕組み(システム)を構築

    化粧品業界
  • 1988年に、いち早くDPS(デジタルピッキングシステム)を導入し、業務の標準化や高精度化を図った。
    また、2007年5月には、DPSを全面リニューアルすると共に、顧客の売上増加に対応すべく、生産性の向上を図った。(右写真)

◆出荷精度を高く維持できる仕組みを構築
(誤差発生率:10万分の1以下)

    流通システム大賞
  • DPSと連動して機能する情報システムを化粧品メーカー様と共同開発。出荷実績の検証、および履歴などを管理することにより、出荷精度の向上と顧客からの問合せに迅速な対応を図った。
    (第7回流通システム大賞 通産大臣賞受賞)

◆物量の波動への対応を実現

  • リニューアルしたDPSにおいては、過去の実績に基づく、出荷変動における対応能力を勘案し、一時的な人員増加による能力拡張を可能とし、作業時間が短縮できた。
  • 化粧品業界における弊社の長年のノウハウを活かして、商品毎に、出荷頻度に応じた保管・作業レイアウトを構築して、更なる作業性の向上が実現できた。

◆製造業許可(包装・表示・保管)取得倉庫の提案

  • 弊社独自に責任技術者を置くことで、化粧品製造業許可の取得が可能。実際に、既に製造業を取得済みの倉庫も保有済み。
  • 弊社倉庫にて、荷主様の名義で化粧品製造業を取得することも可能。また、検査室の構築や出荷判定前商品のストック場所の検討など、様々なご相談に対応可能。

4.3PL導入効果

以下、弊社3PLサービス導入による効果を抜粋しています。

弊社3PLサービス導入による効果

 

◆DPSの導入により、熟練を要することなく、多頻度小口出荷に対応。

  • 主要な作業のほとんどをパート作業員が実施することで、運営コストが抑制できた。

◆出荷量(出荷金額)の変動により、物流コストを変動費化できた。

  • DPSによる安定的な物流業務の実現を基礎とし、作業費を出荷量(金額)により、変動費化することで、コストコントロールを実現できた。

◆物量波動(ピーク)時の納期遅延が解消できた。

  • 通常出荷量の数倍の物量波動が発生した場合でも、容易に人員を増加できる仕組み(システム)や効果的な商品配置(ロケーション設定など)の構築により、作業性、生産性を向上することができ、深夜作業、納期遅延などの発生が解消でき、サービスの維持・向上が図れた。

◆国内工場を経由しなくても輸入商品を国内で流通させることが可能になった。

  • 今までは、製造業許可を持っている本社工場へ、輸入品を一旦入荷する必要があったが、製造業許可を持っている倉庫に(出荷判定も含めて)外部委託できたお陰で、その手間が省けるようになった。また、季節波動によって工場の製造スペースが圧迫されることも少なくなった。